職場内のよい雰囲気は
仕事の外でも作られるのです。
所属:インダストリー統括本部 インダストリー事業本部 エレベーターGr
略歴:2018年4月新卒入社
Sさん(男性)、Oさん(女性)

お二人は同期入社で、職場も同じですよね?
Sさん・Oさん:2018年入社で、今年で7年目になります。二人とも工場内のオフィスで働いており、執務場所も近いため、会話する機会も多いです。業務時間になかなか会うことはないのですが、行き帰りが合えば話をしますし、他の同僚含めてご飯に行くこともよくありますね。同期がいると、それだけで励みになります。新人研修時代は、毎週のように休日を一緒に過ごすくらい、同期のメンバーとは繋がりが深かったです。今は互いに忙しく、なかなか思う様に会えていませんが、このインタビューを機に皆で温泉旅行に行く企画を立てたいですね(笑)

お互いの業務を教えてください
Sさん:お客様の要望を基に、設計図面等を確認し、製品を製造するために必要な見積りを作成する業務を行っています。製品毎に算出対応するのですが、機種がたくさんあるため、経験がモノを言います。
Oさん:私は製品を安全・快適に運行するための制御プログラムに関するソフトウェアの更新作業やプログラムの修正作業を主に担当しています。他には、ドキュメントの英訳・和訳などの翻訳業務も対応しています。
それぞれの業務で必要な知識は何ですか?
Oさん:ソフトウェアの更新作業やプログラムの修正作業を行う上で、最低限C言語の知識が必要であると感じています。また、製品を海外展開している会社で執務しているため、英語の知識がとても役立っています。会社毎に製品の特徴があり、一般知識だけでは対応できないこともあるため、普段から職場内のメンバーとコミュニケーションをとり、分からない事を聞きやすい環境となるように心がけています。
Sさん:設計図面を的確に読み解く力が必要だと思います。図面の見方が分からないと、必要な部品数も分からないため、見積を作成することはできません。また、設計と他部署との連携も必要になるため、コミュニケーション能力が求められる業務でもあります。
お二人とも客先での執務となりますが、業務をする上でどういった姿勢を心掛けていますか?
Oさん:仕事の知識は、業務の中でしか学ぶことができないので、積極的に先輩方に教えを乞う様にしています。業務を理解したいという気持ちを強く発信すると、先輩方もその気持ちを汲んで下さり、勉強会の開催や必要な図書を提供して頂くなど、学びの機会を沢山提供して下さいます。
職場の雰囲気はいかがですか?
Oさん:チームの皆さんは、本当に親切で、また上司も温かく面倒を見て下さいます。自分は本当に恵まれていると感じるくらい、素敵な方たちに囲まれて仕事をしています。
Sさん:自分も本当に職場の方には良くして頂いており、飲み会などがあれば、折角のコミュニケーションの場なので、積極的に参加する様にしています。飲み会は、仕事の話もしますが、プライベートの話の方も多く楽しい時間です。
業務で心掛けていることは?
Sさん:まだまだ分からないことが多いので、業務を滞りなく進めるために、すぐ相談することを心掛けています。基本的な事ですが、「報・連・相」は本当に大事ですね。また、学生時代は時間にもルーズな面もあったのですが、社会人になって時間や業務の期限には厳格であるように意識しています。

プライベートの過ごし方はどうされていますか?
Oさん:小学校3年生の頃から木管楽器のクラリネットを演奏しており、現在は、一般の吹奏楽団に所属し、定期演奏会やコンクールなどに向けて、休日は毎週練習に励んでいます。今年から大変有難いことに、「コンサートマスター」を担当することになり、今まで以上に音楽に対する勉強にも力を入れています。「コンサートマスター」は、指揮者と調整し楽団をまとめる重要な役割なので、本当に気が引き締まります。大役ですが、仕事と趣味をうまく両立し、これからも全力で頑張っていこうと思っています。
Sさん:自分はアウトドア派なのですが、一つ挙げるとすれば、大学のころ自動車部に所属し、6時間耐久レースやジムカーナの大会に参加するなど、大学時代から“車”が趣味なんです。実は、つい最近大きな目標を叶え、今年3月についに念願だった「筑波サーキット」で走行することができました。今後は、国内の有名なサーキットを走破するのが夢です。
仕事の目標は?
Oさん:自分が作成に関わったものが現実に反映される喜びと、それを通して、人の役に立っていることを実感できる、本当にやりがいの多い業務なので、更に努力を重ねて専門的な技術を身に着けることで、ソフトウェア開発に関する幅広い業務に貢献していきたいと思っています。
Sさん:今後は設計業務により深く携わってみたい気持ちもありますが、現状の見積業務が自分の性格には適していると感じていますし、まだまだ分からないことも多いので、今は目の前にある業務を精一杯頑張っていきたいです!
就活生へのメッセージ
Sさん:就活を経験した一人の人間としてのアドバイスですが、受けるかどうかは別にしても、色々な会社の説明を見て、色々な会社を受けてみるのも経験として必要なことだと思います。勿論、自分が現状に不満があるというわけではありません(笑)ただ、その時にしか経験できないことがきっとあると思います。後悔がない様に頑張ってほしいですね。
Oさん:私は今、学生時代には全く視野に入っていなかった分野で、多くの学びを得ながら成長することができています。就活時期は、勉強した英語が活かせる仕事ばかりを探していましたが、今思えば、「英語の仕事がやりたい」のではなく、「自分には英語しか出来ない」と自分の可能性を狭めてしまっていたような気がします。
でも、新たな自分に出会うきっかけは意外と近くに隠れていたりするものです。肩の力を抜いたときに、ふと気が付くこともあります。全てが簡単にうまくいくわけではないけれど、私自身、目の前の仕事に思い切って飛び込んでみたことで、今は、こんなに楽しくて自分に合った仕事があるんだ!と自分の見えてなかった自分に出会えた感じです。自分を疑うよりも信じることを大切にして、就活に向き合えるといいですね。

