製品情報

酸素モニタOXYMAN(オキシマン)シリーズ

よくあるご質問

大気校正について

OXYMANシリーズでは、清浄大気中において「大気校正」を行うことにより、大気中の酸素濃度を20.9%と表示するように校正されます。 計測前には必ず「大気校正」を行ってください。
また、酸素濃度を長期的に監視する場合には、定期的に「大気校正」を行ってください。

注意:大気校正は必ず風通しの良い清浄大気中で行ってください。
密閉された空間内・酸素発生原の近傍・酸欠気味の雰囲気中などでは、絶対に大気校正を行わないでください。

大気校正実施後は、表示値が20.9%付近で安定していることを必ずご確認ください。
※清浄大気中であるにもかかわらず表示値が大きく変動する場合は、センサ故障または寿命の可能性があります。

センサ(酸素検知部)の寿命について

OXYMANシリーズに内蔵されているセンサ(酸素検知部)は、常に空気中の酸素と反応しているため、時間経過とともに消耗が進み、やがて寿命を迎えます。(期待寿命は大気中で約3年です。)

センサが寿命近くなりますと計測値が不安定になるなどの症状が現れ、センサ交換が必要になる場合が多く見られます。
このため、OXYMANシリーズを継続的にご使用される場合は、定期的に点検や大気校正を行うことでセンサの不具合を早めに察知し、センサ交換等の必要な処置を取られるようお願い致します。

注意:センサ故障の原因となりますので、OXYMANシリーズ本体およびセンサ部に振動や衝撃を与えないでください。

センサに機械的ストレス(振動・衝撃)を与えないで

センサ交換修理の流れ

センサ交換修理を希望される場合は下記手順に従ってください。

①現品点検→見積り
連絡先および修理品返送先を明記の上、酸素モニタ本体およびセンサ部を弊社笠間事業所まで発送ください。
現品点検後、お見積書を発行いたします。

【発送先】
泰榮エンジニアリング株式会社 (笠間事業所)
〒309-1633 茨城県笠間市本戸3939
TEL 0296-74-4631  FAX 0296-74-4780
担 当: 関
メール: k_hanbai@taiei-eng.co.jp

②ご注文
ご注文書を発行いただければ、センサ交換修理に入ります。

③返送
修理完了後、酸素モニタをお客様方に返送いたします。(『点検・修理成績書』付き)

校正証明書の発行について

新規ご購入またはセンサ交換修理に伴い、校正証明書を発行することも可能です。(有償)
酸素標準ガス(10%)による検査結果を記録した校正証明書を発行いたします。

【校正証明書一式】
●酸素モニタの校正証明書
●酸素標準ガスの校正証明書
●酸素標準ガスのトレーサビリティ体系図

分離センサの購入について

分離センサタイプの酸素モニタに関しましては、お客様の方で分離センサを購入し、交換することも可能です。(※この場合、計測精度に若干の影響があります。)
分離センサのご購入される場合には、あらかじめ対象酸素モニタの製造番号をお知らせください。

データ収集ソフトウェアについて

データ収集ソフトウェアをパソコンにインストールし、パソコンとOXYMANシリーズ間を通信ケーブルで接続すれば、OXYMANで計測された酸素濃度をパソコン上でグラフ表示・ファイル保存することができます。
データ収集ソフトウェア

【機能説明】
機能1:リアルタイムデータ通信
OXYMANシリーズでの現在の酸素濃度をサンプリングし、グラフを表示します。(サンプリング期間:10分間/1時間/6時間/24時間/1週間から選択)
その他、グラフの印刷・保存・再現、酸素濃度のリスト表示・印刷・Excelファイル保存が可能です。

機能2:ロギングデータ通信
OXYMAN Plusに記憶されている酸素濃度を読み込み、グラフを表示します。(OXYMAN Plusでのロギング期間:2時間~62日間)
その他、グラフの印刷・保存・再現、酸素濃度のリスト表示・印刷・Excelファイル保存が可能です。
注意:対応機種はOXYMAN Plus(型式OM-25MP□□)のみです。それ以外の機種では酸素濃度の記憶はできません。

【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10

【必要となる通信ケーブル】
パソコンとOXYMANシリーズ間を接続するために必要となる通信ケーブルを下図に示します。
必要となる通信ケーブル

お問い合わせ・ご注文

TEL.0296-71-7866

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